大切な人、大切な人はその人を傷つけるすべてのものから「守りたい!」って誰もが思います。
「箱入り娘」という言葉もそこから生まれたのかもしれません。
ただ、守りすぎて羽を広げて羽ばたく経験を奪ってはいけません。
もちろん、外に出ると傷ついたり、失敗したり、騙されたり、いろんなことがあります。中には命を落とすような危険もあったりします。
それでもいつかはその中に出ていかないといけなくなる日がきます。
子供には子供のときにだけ経験できることがあります。同じ経験を大人になってするのとは違います。
恋人や奥さんだって一人の人として社会や外部と関わる経験が必要です。
人はお釈迦様ではありません。自分の腕や手のひらの中ではあまりにも狭すぎます。
でも、疲れたり、傷ついて帰ってきたときは優しく包み込んで休ませてあげましょう。「ほらみろ、だから言わんこっちゃない」などとは口が裂けても言っちゃだめですよ。
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