hanaのひとりごと

資格

以前、珈琲の名店、弘明寺の「猿楽珈琲」のマスター猿オジさんと話してて

「最近、バリスタって資格持ってま~す!」ってお店や人が増えてるけどどうなんですかね?」

と尋ねると

「僕持ってませんよ。そんなもん取る暇があったら一杯でも美味しい珈琲を淹れたほうが上手になりますよ」

と答えてくれました。

ちなみにバリスタのライセンスを取るメリットを調べると

・コーヒーやエスプレッソに関する知識や技術を身につけることができる
・業務で自信を持って仕事に当たることができる
・カフェ経営にメリットをもたらすことができる

こんなん働いてりゃできんじゃんね

そもそも「資格」というのは「それを持ってないとその仕事に就けないもの」です。

美容師免許は国家資格で免許を持っていないと美容師はできません。

お医者さんも弁護士さんも税理会計士さんバスやタクシーの運転手さんもそうです。

「バリスタ」で無くてもコーヒーは淹れられるし喫茶店やカフェも営業できます。

パテシエ、ネイリスト、エステシャン、イラストレーターなどもそうです。料理人でも「調理師免許」は必要なくてレストランを開くときに必要なのは食品衛生責任者と防火管理者の2つです

かくいう僕も美容学校を通信教育で卒業しましたけど、正直言うと学校で教わった知識を使うことはほとんどありません。そして、学校で教わった技術は実践のサロンワークでは使い物になりません。

猿オジさんの言葉を借りて言うと「一人でもお客さんを美しくしたほうが上手になりますよ」ってことです。

学校に行くと時間とお金がかかります。実践で学べばお金がもらえます。

なにか「なりたいもの」があったら学歴が必要な仕事以外は一日でも早く飛び込んで一秒でも多く体験するのが一番の近道だと僕は思います。

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