映画「ちいかわ 人魚の島のひみつ」を観てきました
先日、「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を観てきました。
「ちいかわ」って聞くと、「かわいい子供向けアニメでしょ?」って思う人、多いんじゃないでしょうか。
僕も正直、そう思ってた時期がありました。
でも実際に観てみると、これ、紛れもなく「ホラー」です。
かわいいのに、なぜか怖い
観終わったあとにふと、「これを実写の”人”が演じてたら…」って想像したら、マジで怖くなりました。
かわいいキャラクターだからこそ、その奥にある不穏さがじわじわ効いてくるというか。
このギャップ、味わったことがある人にはわかってもらえると思います。
ちなみに、事前に原作の「ちいかわ8巻」を読んでから行くと、より深く楽しめると思います。
予習してから観るタイプの人には特におすすめです。
まあ、シンプルに面白いですよ。
テレビ局に染まってないから、原作の空気そのまま
今回、作者のナガノ先生がすべて仕切っていて、下手にテレビ局とかをスポンサーに入れてないんですよね。
だからこそ、原作に忠実に作られている。
オープニングもエンディングもナガノ先生自身の作詞で、ハチワレとちいかわの声優さんがそれぞれ歌ってます。
よくある「芸人やアイドルを起用したタイアップ曲」みたいなのが一切ない。
これ、地味だけどすごく大事なポイントだと思います。
おかげで、最初から最後まで「ちいかわワールド」がまったく崩れないんです。
「教訓の押し売り」がないのがいい
昔の童話みたいに「これが教訓です」って押し付けてくるところが一切ないのも、個人的にはすごく好きです。
「自分で考えてね」というスタンスが徹底されていて、観る側の想像力に委ねてくれている感じがします。
実は「名前」を呼ばれていない、という謎
これはちいかわファンなら常識中の常識かもしれませんが、あらためて考えると面白いんです。
そもそも「ちいかわ」「ハチワレ」「ウサギ」って呼んでいるのは、僕たち読者や視聴者であって、劇中で彼らが互いの「名前」を呼ぶことは一度もありません。
「くさむしり検定のカード」も、家の表札も、描かれているのは「顔」であって「名前」ではない。
こういう、説明されないまま置かれている謎が、ちいかわワールドにはたくさんあります。
その余白があるからこそ、観る人それぞれが自分なりの解釈を持てるのかもしれません。
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