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小1の壁

キッズと来てくれるお母さんと話してると「小1の壁」というものがあるそうです。

幼稚園、保育園のときは終わったあとに「延長保育」というのがあってそのまま引き続き預かってもらえて、仕事が終わってから迎えにいくことができるが、小学校に上がるとそれが無くなり、その代わり「放課後クラブ」があるんだけど、それに行きたがらない子供は少なくないそうです。学年も幅広く、その中で合わない子がいるとそれだけで「行きたくな~い」になっちゃいます。

そうなると、仕事やその他の予定が一気に狂ってしまい、それが子供の「その日の気分」で決まるのでストレスMAXになるそうです。

乗り切ったお母さんの話を聞くと対処法として「習い事をさせる」とかあるそうですが、うまくハマればいいのですが、そうでないとまた難しくさらにその送り迎えが生じるのでまた次の悩みが出てきます。

当の子供も主張のできる年になりハッキリ理由を持って嫌を主張します。対して大人は自己都合で行って欲しいので子供が納得するだけの説得ができません。ましてや家に帰れば大好きなゲームやタブレットがあるので当然「家がいい」になるわけです。

そうしてお母さんの体力と気力が削られていきます。

問題は多くの旦那さんがこの大変さを知らないということです。

もちろん、最近は男性の育児参加で育休を取ったり手伝ったりする男性も老けたかと思いますが、ゴミ出し、炊事、洗濯とかで「参加してる」気になっている人もいますが、それは一人暮らしでも必ずしないといけないことでむしろ「やって当たり前」のことです。

ゴミ出しなら「分別」からスタートです。ともすればゴミ箱にゴミを入れるところからはじめないと後々大変です。炊事も「動画を見て料理を作る」だけでなくスタートは食材の買い出しからでそのためには家の冷蔵庫に何が入ってるか知ってないといけないし、「家族分」の分量がどのくらいか把握してないといけません。さらにこの物価高の折に何が値上がったかを知るためにそれぞれの食材の値ごろ感を知り、値上がった商品のかわりに代用するものを考えないといけないし、それらを買って持って帰るという重労働があります。洗濯は。。。。また今度にします。

要するにそれらひとつひとつを細かくやってさらに共働きの場合はその前に「仕事」をやらなければいけません。プラス「一年生の壁」が立ちはだかるわけですから・・・。

第一歩は「理解する」ことだと思います。そしてどれだけわかってるか伝え、わかってないことを聞き、「なにかできることある?」と教えを請うことです。

けっして「そんなに大変なら◯ber Eatsでいいんじゃない?」と冗談半分で言わないことです。下手をすると翌日仕事から帰ったら家にだ~れもいない。ってことになりかねませんから。

「たいへんだな~」

と思った何十倍もお母さんは大変ですから。

おしまい

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